『リネージュ2M』リリースを目前にして某血盟が“スパイ工作”によって崩壊の危機にあることが判明しました。
事件の流れ
事件の舞台となったのは某血盟は盟主などの中心メンバーが韓国サーバーでプレイした経験があり、さらには血盟の目標に「攻城戦」と掲げるほどの“ガチ血盟”です。
血盟結成と成長
某血盟はキャラクター事前作成の開始とほぼ同時に結成されてすぐに枠が満員に近い状態となっていたそうです。
その後も継続的にメンバー募集が行われており3月上旬にはメンバーが30人近く集まっていました。
スパイ工作が発覚
順調に成長を続けていた某血盟ですが3月中旬頃にスパイの存在が発覚します。
Twitter上に某血盟に潜入したスパイを匂わせるアカウントが作られて『リネージュ2M』関連プレイヤーを作為的にフォローしたうえで某血盟内部のDiscordチャットログを公開しました。
また特定の女性メンバーの顔写真などを晒しあげたうえで誹謗中傷する内容も投稿されておりロールプレイの域を超えた悪質な嫌がらせ行為とも受け取れる状態となっていました。
某血盟のDiscord解散へ
その後スパイ工作を受けて某血盟の代表者よりDiscordに「Discordグループの解散」を知らせるメッセージが書き込まれました。
それによるとスパイ工作が発覚した後に「スパイを名乗るメンバーが現れ自主的に脱退した」とのことですが、続けて「該当のメンバーが脱退した後もDiscordの内容が晒されているため現在もスパイが紛れ込んでいる状況です」と説明し現在もスパイ工作の対象になっていることを明かされました。
上記の理由により某血盟は現在利用しているDiscordグループを解散すると発表しています。
そして正式サービス開始後にある程度スパイをあぶりだしてから安全なDiscordを再び立て直すとのことです。
なおこの発表も“スパイ”によってTwitterで大公開されています。
“自称”犯人がTwitterメイン垢で自供へ
3月19日にとあるTwitterユーザーが自らが一連の事件の犯人であることを自供しました。
本人によると「忍耐強く2週間前から血盟のdiscordに潜入して、朝から晩までdiscordに張り付いて会話を回して中心核になれるまでひたすらチャットする日々の連続。辛かった、仕事全然できんかった」と涙ぐましい“努力”を明かしています。
VCの時は女性を使う巧妙さ
ボイスチャット(VC)の時は仲間の女性プレイヤーに参加させ、犯人はスピーカーで聞き取りながらLINEで発言内容を指示していたそうです。
また某血盟の男性プレイヤーにハニートラップを仕掛け“奴隷状態”にしたうえで、その男性プレイヤーが“出してはいけないもの”の写真をダイレクトメッセージで送り付けたというストーリーを捏造したことも明らかにしています。
さらに別アカウントで捏造したストーリーをDiscordで拡散させたとのことで、その最中にDiscordグループは解散となったそうです。
最後に
出来ることならばソース元を明示したかったのですが、特定のプレイヤーの顔写真などを晒しあげて誹謗中傷する行為も見受けられたので今回は伏せさせて頂きます。
なお『リネージュ』ではリアルとは異なるプロセスで人間関係が構築されていくため、とても興味深い人間ドラマが次から次へと発生し表沙汰になっていきます。
その過程を見て楽しむもよし、自らがドラマの主役になるもよし、皆さん思う存分リネージュを楽しんでください。
本当に そんな事ありました?